砂場の汚染状況
について
犬や猫を初めとするペット類の増加にともない、動物が保有する寄生虫が人に感染する
機会が増えています。公園などの砂場での砂遊びを通して、人がペットの寄生虫や細菌等
の感染を受けるのも感染ルートのひとつと考えられます。
 文献によれば、公園砂場のペットの糞便による汚染調査の結果、その90%以上が猫を
原因としていること、さらにはその90%近くが夜間に生じていることが判明しました。
 いったん、犬猫回虫に感染いたしますと、消化器障害や脳炎や眼疾患といった重篤な
病気を引き起こすといわれております。

 神戸大学医学部の宇賀昭二先生の調査によると、主な地域の猫の回虫寄生率は、神戸
22.0%,大阪59.0%,神奈川39.6%,東京38.2%,北海道56.6%で、兵庫県下
の227ケ所の公園砂場からは、
42%の割合で猫回虫(トキソプラズマ)を検出し、その96%は生存していると報告しており
ます。
 
トキソプラズマ症
について
猫蛔虫「トキソプラズマ」に感染すると消化器障害や眼疾患等重篤な病気を
引き起こす恐れがあります。さらに、妊娠中の女性が感染いたしますと、
妊娠前期では、流産、早産などおこすといわれております。
また、妊娠 4ヶ月以降では胎児感染により、視力障害をはじめ脳水腫、精神障害や、
水頭症等をひきおこすといわれています。
砂場の処理方法
について
このような状況の中で、抗菌砂、熱処理、忌避剤、消毒水処理など様々な
製品・システムが砂場汚染の対応策として注目されております。しかし、どの
対応策を採用するにしても、下記のような課題があり各施設とも試行錯誤の
段階であります。 
最適な対応策の条件は、
1.確実な効果が得られること
2.効果が長期にわたって持続すること
3.人体に対して安全であること
4.処理コストが安いこと などがあげられます。  
 しかし、前述の対応策について検討するとき、これらのすべての条件を
 具備したものが見当たらないのが実情であります。
お砂場くん」による
砂場処理
1.本法は、6ヶ月間に1度「お砂場くん」(焼砂装置/特許出願中)による
 砂の清潔化処理と日常は、「キャット・アウエイ」(犬猫撃退装置/特許出願中)により
 清潔維持管理を行うシステムです。
2.焼砂装置「お砂場くん」で100℃以上に加熱することにより、安全かつ確実に清潔化
 することができ、他の方法に比べても処理コストが安くすみます。
3.つぎに、「キャット・アウエイ」(犬猫撃退装置/特許出願中)の設置により清潔化後の
 清潔維持管理を行いますが、本装置は1度設置をいたしますと、ほとんどメンテナンス
 を施すことなく長期にわたりその威力を発揮いたします